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reserach review 名城大学情報工学部研究報告

Vol.22024年3月発行

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巻頭言

Vol.2の発行にあたって

坂野 秀樹
坂野 秀樹

2022年4月に名城大学情報工学部が発足してからまもなく2年となります。昨年度より、一年間の研究活動をまとめた研究報告を情報工学部として発行しています。昨年度の特集記事は、創刊号であったこともあり、情報工学部長の佐川雄二先生に、学部設置の経緯や学部の教育・研究に対する考えを紹介してもらいました。

今年度の特集記事は、情報工学部の新しいメンバーの一人である高比良宗一先生に、自身の研究の紹介を行ってもらうこととしました。将来に極めて大きな期待のかかる分野である量子コンピュータ分野の概要と、実際の研究内容の一つである行列関数の量子アルゴリズムについて記された、大変興味深い内容となっています。ぜひお読みください。

主要なコンテンツである研究リストも、今年度の内容を提供しています。これは、情報工学部の教員が1年間に発表した研究の一覧です。ノーベル賞受賞でも知られるように名城大学は精力的に研究活動を行っています。情報工学部に関係したところでは、例えば、電気・電子・情報関係学会東海支部連合大会において、理工学部情報工学科の時代も含め、所属する教員の関連発表が情報系の発表の中で毎年トップの発表件数となっています。

この研究リストから、情報工学部の活発な研究活動を知ることができるようになっていますので、ぜひご覧ください。また、英語ページの提供も今回から始めることとなり、この研究リストは英語版の主要なコンテンツとなっています。

まだVol.2ということもあり、不足している部分もあるかと思いますが、今後も一層内容を充実させていきたいと考えております。ご要望やご意見などございましたら遠慮なくお知らせください。

最後に、ワーキンググループのメンバーとしてご尽力頂いた旭健作先生、亀谷由隆先生、川澄未来子先生にこの場を借りて感謝申し上げます。

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